作成者:三番隊隊長 まささん
<柿が赤くなると医者が青くなる>
食欲の秋というものの、最近の気候変化はかなり変ですね。
10月になっても涼しくならず蒸し暑く、台風来襲、洪水が頻発し、そのあとはすぐに冬がやってくるように思います。
秋の情緒が少なくなって寂しいのは私一人だけでしょうか。
そんな中、今年も木地市場には良い柿が入ってきました。
奈良の富有柿を試食したところとってもおいしく、今が食べ頃です。
柿は栄養価に富んだ果物で健康の素です。
カリウムはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧の予防に効果があります。
ビタミンA・Cが豊富で疲労回復、かぜの予防、老化防止に効果があります。
私のような酒飲みには(今は週3回に減らしていますが(笑))ビタミンCとタンニンが血液中のアルコール分を
外へ排出してくれるらしく、うれしい限りです!
実は私、10月の初めにあばら骨を2本骨折し、インターネットで調べたところ、治癒に良いのは
「柿、小松菜、豆腐、丸ごとの小魚、ヨーグルト」などがヒットし、
これらをしっかりいただき仕事を休むこともなく完治したのでした。
お医者さんにも2度通っただけで途中でやめてしまい、まさに医者が青くなったのでした。
医者曰く、「あいつは何をしておるのか!!」と怒られてしまいますね。
柿の白和えと干し柿
<牡蠣が肥えれば医者がやせる>
10月25日に東北地方の加工業者の皆さま14社が木津市場に集まり、東日本大震災からの復興=加工業者の販路開拓を目的に、
飲食店や問屋の皆さまとの商談会が開催されました。
今回岩手から初めて牡蠣の生産者がお見えになり、試食させていただきました。
ブランド名 三陸大船渡赤崎産『金(きん)匠(しょう)がき』。
これから肥えて12月にもっとよくなります。また4月頃も絶好調です。
殻を割ってそのままいただくと、俳優がテレビで「旨いしかいいようがない!!」と叫んでいるのと同じ瞬間を味わったのでした。
香りという名の“風味”は表現の仕方が分かりません。
月並みですが「芳醇な海の香り万歳!!」さらに、「シーフード好きに生まれて幸せ!」と言っておきましょう。
木津市場では北五番通りの水越商店、キ八商店で手に入れることができます。一度試してください、幸せになりますよ!
カキは海のミルクといって、人間の体に必要な栄養素をバランスよく含んでいます。
微量なものでも体の機能には必要な物質があります。
「カキが肥えれば医者がやせる」という言い回しを作ってしましました。どうでしょうか?(笑)
カキ入り湯豆腐、土手鍋、フライ、酢がき、炒め物、アヒージョ、かき飯などなど、
カキをしっかりいただき美味しく健康な毎日を過ごしてください。