作成者:局長 ONさん
Ciao amici !
木津新鮮組局長のONさんです。
イタリアの学校はすでに6月上旬から3カ月にわたる夏休みです。
「そんなに休んで平気か?」というご質問にお答えします。
・・・決して平気ではありません。(^_^;)
毎年学校が始まる直前、9月中旬には多くの子供たちがうつ状態に陥ります。
一方、大阪はもう少しで梅雨も明けて、本格的な夏!が来そうですね。
夏休みはさておき、この時期は様々な夏野菜が入荷され始めて、店舗は彩り鮮やかな売場に変わりますね!
赤、黄、橙と3色あるパプリカも新鮮で瑞々しいものが出回ってきます。
もちろんイタリアでもビタミンC満載のパプリカは全土で食べられます。
今回は、イタリアの夏の定番といっても言い過ぎではない、「パプリカの酢漬け~Peperoni in agrodolce~」を楽しみましょう!
ただし、夏は薄着で体型が目立ちますので食べすぎはダメですよ。
まずは新鮮なパプリカをゲットします。
2つに切って中の種と綿を取り除きます。
縦に切りそろえたら、ここがポイント!!オーブンでとにかく焼きを入れ倒します!(フライパンでも構いません)
なぜなら、熱を加えるとどんどん甘さと旨味が凝縮されるからです。
今回はオーブングリルで30分蒸し焼きにしました。
表面は真っ黒ですが、このパプリカという野菜はなかなかタフに出来ており、中身の見た目にほとんど変化はありません。
それどころか熱で甘みがググッとアップしています。
粗熱がとれたら味が染み込みやすくするために皮をさっとむいて、タッパーやバットに入れマリネをします。
オリーブオイル大さじ3、酢(米酢を使いましたが、イタリアはワインヴィネガーですね)大さじ3。
砂糖も大さじ1くらいいれたかな、ここはお好みで。
数時間冷蔵庫におけば、とろっとろでクールな夏野菜料理が楽しめます!
もちろん食前酒のおつまみ、ディナーの前菜としてぜひどうぞ♪
仕上げはタイムやパセリなどを、彩りかねて加えてみてください。
👉夏の料理番外編
「今度ロンドン行くけど、夏の英国名物って何?」とイタリア在住のスコットランド人に聞いたら、
「そりゃキュウリのサンドイッチだろ!」と言うので、観光ガイドを見たらその通り書いてました。
しかし、キュウリのサンドイッチぐらい自分でいくらでも作れるので、
「相当スペシャルな料理なのだろうな~。」と、かなりの期待を持って現地で頼んで食べてみました。
結果、「自分で作るよりまずい。」
単なるキュウリがはさんであるサンドイッチでした。😞
帰国後、その友人に文句言ったら、「あれを食べると夏が来た!と思えるんだよね~。」とのこと。
味のわからないヤツにこれ以上話をしても無駄だとその場は引き下がりました。
ですが、今回ご紹介の「パブリカの酢漬け」はそのような期待を裏切ることは決してありません!
焼き倒して甘みが凝縮されたものをぜひ味わって、爽やかな夏の味覚を楽しんでみてください。
以上、新鮮組局長のONさんでした!
A presto !
毎日新鮮!木津市場についてはこちら⇒https://kizu-ichiba.com/
私も密かに愛用の楽天市場木津市場店はこちら⇒https://www.rakuten.co.jp/1714-kizu/