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皆さん、毎度です!!

 

木津新鮮組五番隊隊長の「かずさん」です!

 

皆さん、突然ですが「さわら」という魚を漢字で書くと、どういう漢字になるかご存じですか?

 

「魚」偏に「春」と書いて『鰆(さわら)』と読みます。

 

「春という漢字が付くぐらいなので、春が旬の魚かな?」と、思われがちですが、

 

さわらは回遊魚ですので、産卵する夏以前の春(3月~5月)と産卵後に栄養を蓄えた冬(10月~2月)が旬なのです。

 

さわらは出世魚で、大きさによって「さごし→やなぎ→さわら」と呼び名が変わっていきます。

 

50cm未満のものはさごし・やなぎと呼ばれています。

 

50cm以上のものが「さわら」と呼ばれますので、大きな魚故にスーパーなどではそのまま陳列されず、

 

知らない人が多いかもしれませんね。

 

そんなこれから旬を迎えるさわらですが、本日はその中でもブランド付けされている、三重県鳥羽伊勢湾に位置している

 

答志島の「トロさわら」をご紹介したいと思います。

 

美しい見事な魚体です!

 

答志島は、伊勢湾からのミネラル豊富な水と黒潮が出会う豊かな漁場に囲まれた島です。

 

ここでは漁師達が一本釣りによって1匹づつ丁寧にさわらを釣り上げているので、一度に大量に収穫する

 

刺し網業とは違い、魚体の損傷が少なく、身の綺麗なさわらを扱っています。

 

豊かな漁場故に、餌となるイワシも脂がのっているために、答志島で漁獲されるさわらも大変脂がのっています。

 

地元ではマグロの中トロにも匹敵するとも言われており、「伊勢湾の奇跡」とも称されているほどです。

 

さわらと言えば一般的には、塩焼きや西京漬けが主流ですが、地元では新鮮なさわらを刺身やたたきで食べられています。

 

この「トロさわら」ですが、ブランド認定しているだけありまして、とても厳しい選定が行われています。

 

ブランド基準としましては、

 

①漁業の種類は『一本釣りのみ』

 

②対象サイズは『2.1kg以上、4.0kg以下』

 

③漁獲日は『当日に漁獲した個体のみ』

 

④魚体状態は『可食部に傷があったり、痩せていたり変形や変色したものは対象外』

 

⑤期間は『10月1日に「答志島トロさわら宣言」を出し、最長で翌1月末日まで』

 

⑥対象となる水揚げ市場は『答志島、菅島の各市場に水揚げされたもの』

 

⑦〆方は『船上活〆』

 

⑧ブランドチェックは『漁業者、漁協職員、仲買人での三重チェックを行う』

 

その他、全量計測による脂の規定基準をクリアし、ブランド指定マニュアルに合格したさわらが、晴れて

 

魚体の尾びれにブランドタグを取り付けられ「トロさわら」として出荷されるのです。

 

 

 

タグの表にはブランド名、裏には生産者の船名が記載されています。

 

美味しいこと間違いないですよね!

 

木津市場にも続々と入荷してきており、場内店舗でも販売されていますので、ぜひお買い求めください!

 

お店によっては1本丸々買わなくても、捌いて半身でも販売してくれるところがあるかもしれませんので、

 

一般の方も気軽にお店の方にご質問してください!

 

見てください!脂のノリがすごいです!!

 

是非、二番隊隊長のさとちゃんに料理してもらって食べたいものです(笑)

 

これから冬の時期に入り、水産物も美味しいものがたくさん入ってきますので、

 

また、オススメの魚を紹介しますので、お楽しみに!!

 

以上、五番隊隊長のかずさんでした!おおきに!!